企業の半期の決算がどんどん発表されています。時間のある時に、コロナ時代にも業績を
伸ばせそうなIT会社の決算資料に目を通しています。「巣ごもり需要」という言葉が決算
資料に頻繁に使われており、この需要をうまく取る事の出来るIT業者が業績を伸ばして
いるように感じます。
また、オフィスを集約して固定費の削減を進めている事にも気が付きました。決算資料に
は、オフィス移転(或いは完全自宅勤務)によるメリットについて、細かく報告している
企業が散見されました。先日は妻とガイアの夜明けを見ていたのですが、そこでもさくら
インターネットの社長が新宿に高い賃料を払ってオフィスを借りていることに意味を見い
出せないと嘆いていることも印象的でした。
コロナで多くの産業の収益環境が悪化する中、高収益であるIT企業は都心のオフィスを
必要としていないという事態は、オフィス市場に強い逆風が吹いていると感じざるを得ま
せん。
コロナウイルスの感染者は途上国を中心に増加傾向にあり、この自粛ムードはまだまだ
終わりが見えません。弊社でも営業体制の合理化を進めています。今後の景気後退にも
備え、しっかり準備を進めたいと思います。
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