文春オンラインで星野リゾートの社長の記事があったので目を通してみました。
ホテル業界は収益を出すというよりは、生き残りをかけて戦っている真っ最中の
様で、非常に興味深く読ませて頂きました。
コロナ禍における観光産業は、復活のカギは「安・近・短」のマイクロツーリズム
にあると星野社長は説明しています(下記の文春記事をご参照下さい。)が、同社
の客単価は非常に高く、今後、どの様にこの度の危機を克服していくか、非常に
興味があります。
https://bungeishunju.com/n/nc4fc99609b6a
コロナの収束には目処が立っておらず、改めて観光業(ホテル業)のリスクの
高さを認識させられました。最近はオリンピック需要も相まって、一時はマンデベ
を押しのけて敷地を取得するなど、ホテル用地の争奪戦が起こっていました。
結局のところ、トレンドに流された多くの投資家は、この度のコロナショックで
莫大な含み損を抱えてしまいましたが、星野リゾートの様な優良企業は、この度の
試練も乗り越えて(財政的にも健全で選択肢が多いはず)、一回りも二回りも強く
なって日本の観光産業を盛り上げてくれると思います。
マイクロツーリズム需要を捉え、といったサービスを提供して会社の業績を回復
させていくのか、非常に楽しみでもあります。
他の星野社長の記事に目を通すと、東日本大震災やリーマンショックといった危機
を乗り越えてきたことが強い自信になっていることを感じます。
(この度の危機は上記の2イベントを上回る程大変なようですが。。。)
弊社も規模は違えど、同じコロナ禍においても変わらぬ経営理念と、柔軟な経営
戦略を浸透させ、この度の危機を乗り越えて行きたいと思います。
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