4月1日となり、新年度を迎えました。コロナショックで先行き不透明感が高まる
中、各国の救済パッケージは非常に強力で、何が何でも相場を大崩れはさせない
といった姿勢がうかがえます。前回の金融危機時は金融システマチックリスクが
引き起こされましたが、今回は今のところはそういったリスクは限定的と感じ
ます。
不動産市場を考えた時には、一時はJ-REITの価格動向から非常に心配になりまし
たが、現状は大崩れはないものと感じます。プロ向けの物件等の薄い利回りを
廻って取引する取引には影響があるかもしれませんが、個人向けの取引では大き
な変化は感じていません。
コロナウイルス問題が収束していないので何とも言えませんが、最悪期は脱した
といった見通しを発表する金融機関も出てきており、相場の変動幅も以前よりは
小幅にとどまるようになりました。今のところ、コロナショックが不動産業者、
少なくとも弊社の様な中規模業者に与える影響は限定的ではないかと思います。
また、弊社としてもロックダウンがないことが前提ですが、業績に与える影響は
限定的にとどまると判断しています。
令和2年は波乱の幕開けとなりましたが、大きな変化がある時には大きな投資
機会も生まれます。日々の勉強を怠らず、次の成長に向けて備える新年度にして
いければと思います。
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