昨日の株式市場はニューヨークの市場は1000ドルを超す下落となり、他国の株式市場も
総崩れとなりました。日本株式の先物市場では、日経平均が1000円以上の下落となって
おり、本日の市場は大荒れとなる事が予想されます。
テクニカル的には日経平均は三尊天井(ヘッド&ショルダー)という非常に下がり易い
状態(24000円程度を中期的に3度試して上値を更新できない)でした。また、新型の
コロナウイルスの影響で2四半期連続のGDPのマイナス成長がほぼ確定し、景気後退に
入ったと考えて問題ないことも相場を急落した背景にあると思います。
(99%米国株式の下落が原因ではありますが。。。)
株式市場は半年後の景気を先取りし、不動産市場は株式市場に半年遅行すると言われて
います。従って、今年の後半は不動産市場も厳しくなる可能性が強くなってきました。
リーマンショック程の落ち込みではないものの、景気に対しては注意するレベルになっ
て来た印象です。不動産は現在は売り手市場ですが、警戒が必要と思います。売手には
狼狽売りをする必要ありませんが、急いで売るべきと伝えようと思います。
コメント