狭小戸建用地の仕入れ担当者が弊社を訪問してくれました。アポなしでの訪問でし
たが、この様な業者は一日40件程度の業者を訪問して、仕入れ物件を探しています。
本当に頭が下がる思いがします。
狭小土地の下限は38㎡でした。街で時々見かける、本当に狭い土地に家を建ててし
まう類の業者です。街の景観にとって良いとは思えないですが、同社が必死に築いて
きた事業モデルなので、弊社も縁があれば土地を紹介させて頂こうと思います。
同社によると不動産業界の仕入れ環境は厳しく、他の業者同様に今年の売上は前年の
半分程度に落ち込むと嘆いておりました。不動産の価格が高いことに加え、景気の
悪化も見込んでいるので、仕入れる立地についても都心のみに絞っているとのこと
でした。
上記は典型的な中規模の不動産会社の状況だとは思います。景気が悪化すると、立地
条件に劣る物件は価格の下落が厳しく、会社が倒産してしまいます。そうならない様、
景気の悪化局面でも相対的に価格下落が穏やかな好立地の物件を利幅が薄くても取得
するという戦略を一般的には選択します。
同社にはいくつか案件を紹介したので、大手に負けないように買いあがって頂きたい
と思います。
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