リーマンショックは2008年だったので、2020年は同イベントからすでに12年目になります。
景気のサイクルとしては非常に長く、過去数年は不動産市場の下落リスクについて指摘する
声が多く上がっており、多くの開発業者は「高くて買えない」状態が続いていました。
一般社団法人の日本不動産研究所の発表している「不動産投資家調査」では、現在が不動産
市場のサイクルで見た場合に、ピーク(頂)であるという意見が過半を占めています。
2020年は引き続き2019年と同じような状況が続くと考えられ、一定の価格調整を警戒する
必要があると思います。但し、過去は市場の調整が極端だったことに対し、近年は金融政策
面でも分析が進んでいることから、極端な価格下落は無いと考えます。
不動産市場はサイクル的な価格調整よりも、人口減少の影響を受けるといった様な構造的な
問題について警戒すべきであり、その様な観点からお客様には資産の入れ替えを促していこ
うと思います。
(※相場の予想はプロであったも全く当たらないと一般的に言われています。)
何れにせよ、お客様の持っている投資物件が安定的なリターンを出すことが何より大切で
あるので、不動産市場についても引き続き勉強・分析を続けて最適な助言が出来るよう、
努力していこうと思います。
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