区分マンションのリースバックを進めています。リバースモゲージというサービスを
調査してほしいと顧客に頼まれたところ、リバースモゲージは実質的に各社は撤退に
近い形になっています。
リースバックも当初、参入が相次いで活況であったものの、物件を仕入れてから収益
を確定するまでに時間がかかるまで、各社取得に及び腰になり、本格的に取り組んで
いる会社は現在数社という印象です。
実際に区分マンションをリースバックする際は、市場価格の6-7割で評価額を出し、
評価額で売買契約を締結します。売主は同評価額の10%程度を家賃として新しい所有
者に支払うことにより、物件に住み続けることが出来ます。賃貸契約は通常定期借家
契約ですが、中には普通借家契約で対応してくれる企業もあります。売買契約には買
戻し特約というものも設定されており、概ね評価額の2割増しで売主は物件を買い戻す
ことが出来ます。この買戻し特約を設定(登記)することにより、物件が第三者に
売却されたとしても対抗要件を備えることになります。
場合によっては非常に魅力的なサービスで、弊社も一年のうち、この様なサービスを
求めているお客様に数件はお会いします。今後も同サービスに対する理解を深めて、
お客様に適切なコンサルティンが出来るよう、努力しようと思います。
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