米国NBAはプライオフが終わり、世間は先日のドラフトで盛り上がっています。日本人の
八村塁選手がドラフト一巡目の全体9位でワシントンウィザーズに指名されるという快挙を
成し遂げ、日本でもこのニュースでもちきりになっている感があります。
しかし、あくまでドラフトはドラフトで、実際はコート上で結果を出さなければ、すぐに
トレードに出されてしまうシビアな世界です。(実際にはシーズンが始まる前に、トレード
される可能性もあります。)NBAのトレードは非常に柔軟性があり、ドラフトの指名権で
さえ取引してしまうので、トレード期限までは様々な形でトレードが成立します。
最近では、シクサーズの将来のスターとして注目されていたフルツ選手が、無情にも他の
チームにトレードされてしまいました。ドラフト全体一位で指名されるスーパースターで
したが、体調不良やメンタルの脆弱性を理由に、チーム内での評価もがた落ちとなり、昨
シーズン中にチームから見限られてしまったのです。
八村選手は、まずはどのチームでもよいので、スターティングメンバー、或いは控えの要
として結果を出せるよう努力する必要があります。その為には、心技体全ての面で安定す
る必要があります。
日本人のNBA選手は過去にもいますが、いずれも重要な局面で活躍できた実績はありませ
ん。八村選手がウィザーズの中心選手として、重要な試合で活躍している姿を多くの日本
のファンが熱望していると思います。
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