とある案件で、解体業者の資金繰りが厳しくなり、解体事業が進まなくなる等の
問題が起こりました。
通常、解体業者に仕事を発注する際は、解体工事が完了してからお金を振り込み
ますが、この業者は事前にお金を振り込んで欲しいと頼んできました。
この時点でこの企業の資金繰りに問題があると感じていたのですが、案の定、
工事が途中で止まるなど色々と問題が発生しました。
直ぐに他の業者を連れて、現場検証を行いましたが、新しい業者に任せるにも、
追加で発生する費用が膨大になる上、スケジュール的にも問題が出てくるなど
問題は簡単に解決しそうにもありませんでした。
後日、問題を引き起こした会社の代表と話し合いましたが、この代表は自分の
非を認めず、到底納得の出来ない説明を繰り返すばかりで、本当に困ってしまい
ました。結局、現場の二次受け業者の代表と上手く付き合い事態を収束させまし
たが、安かろう悪かろうで業者を選別していると痛い目にあうということを身を
もって体験することになりました。
結局、弊社も多くの社員が対応に追われた結果、大赤字案件になってしまいま
した。この度の事件を教訓に、解体業者の選別も厳しく進めて行こうと思います。
コメント