弊社専任の案件(区分マンション)で、大手電機系不動産会社と交渉を進めています。
この不動産会社が専任案件の債権者なのですが、債権額の減額をしないと物件が売れ
そうにないのです。
当初、弊社が探した買主候補がいたのですが、同社と金額面で折り合わず、契約は
流れてしまいました。その後、同社は強気の値付けをしていたのですが、契約には
至らず、現在は弊社のお客様が提示した値段でも応じてくれそうな雰囲気です。
このマンションは、一見割安に見えるのですが、間取りに問題があり、内覧の希望
はよく入るのですが、成約には至らないという物件です。
同社の担当者がもっと物件について深く理解していれば、早めに損切の決断をする
事が出来たのではないかと悔やまれます。
弊社では、癖のある物件はそもそも流通性が低くなるので、縁を感じるお客様が
いれば、多少の無理は通してでも契約を進めるようにしています。
また、ネット媒体などに載せてすぐに連絡が入るようなお客様とは成約に結びつく
可能性が不思議と高いので、その様なお客様から提示される価格に対しては真剣に
検討するようにしています。
このマンションも、元の買主候補に再度打診しましたが、元の値段では難しいとの
回答でした。不動産取引は本当にタイミングが重要であると感じます。
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