3月は年度末ということもあり、多くの業者は休日返上で働いていた感があります。
決算対策で数字を作らなくてはならない業者も多く、この時期には物件がやや高く
売れたりすることもあります。
弊社と取引のある建売業者からは、数字を作るのに協力して欲しいとか、異動に
なったとの連絡が相次いで入りました。
1月1日には業界の識者が不動産市場に対して警戒する見通しを発表していました
が、年度末の現在も状況に大きな変化はないと感じます。
新築マンションの売り出し価格は70㎡相当の価格が6000万円程度と、普通の
サラリーマンの手の届く範囲に無く、建売業者は東京23区を中心に未利用地が
減少していることから、新規ビジネスの立ち上げに注力しています。
一棟収益物件への投資も、銀行の不祥事や不動産業者の破たんを受け、昨年と
比較すると大幅に冷え込む地域が増えてきました。
総じて、不動産事業から収益を得ることは今後難しくなっていくと感じざるを
得ません。弊社も、大きな時代の変化に取り残されないよう、日々の業務に精一杯
努力すること、学び続ける姿勢を忘れないことを念頭に本年度も走り続けて行こう
と思います。
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