とあるユーチューバーの方が、賃貸と持ち家のメリット・デメリットについて語って
いたので、興味を持ってみてみました。
その方の意見によると、今後、
①15%の不動産の価値は横ばい
②85%の不動産は下落(緩やかな下落と、急激な下落)
に分類できるとのことでした。
①の物件を取得できれば持ち家でもいいという結論なのでしょうが、どの物件が明確
に①に該当するのか不明瞭であることも事実です。
不動産の価値は、人口動態で多くを説明することができ、人口の増減は、出生率と
地域間の移動で決まってきます。一般的に首都圏の人口は横ばい(出生率が低いもが、
たの地域から職を求めて人の流入が続く)の状態が続くと考えられており、不動産の
価値も安定的であると考えられています。
しかし、実際は1都3県の中でも地域差が顕著に出ており、よく人口減が指摘される
多摩のエリアは場所によっては非常に厳しい価格の下落が起きています。
また、建物という側面で考えてみると、マンションの中でも管理体制に問題があり、
管理費・修繕積立金が割高に設定されていたり、今後急上昇が見込まれる場合には、
維持管理コストが非常に高くなってしまし、家を持つことがデメリットになります。
一軒家の場合は個別性が強いため、中古で売るときに買主に正当な価値を認めて
もらうことは容易ではなく、実務上は築30年程度の建物は価値が殆どないケースが
大半です。
個人的に探しやすい①として、好立地のマンション、50-150世帯(タワマンはNG)、
管理体制良好、施工会社が一流企業(建築部材が陳腐なデベロッパーは業界内で有名)
といった特徴があります。
知り合いが勧めてくれたマンションは、元大林組のOBが管理組合の理事をしており、
管理費や修繕費用に厳しく目を光らせているので、月々の管理費・修繕積立金が安く、
建物も綺麗にメンテナンスされています。旧耐震の物件ですが、その分安く買える
ため、個人的にも非常に注目しています。
上記のような物件には時々お目にかかるので、優良物件をリスト化して、ご自宅取得
をご検討されているお客様にご紹介していこうと思います。先日、東京都北区の物件を売却をお手伝いさせて頂いたのですが、そのお客様は、
売却後に引退して、埼玉と地方での二拠点生活をするとおっしゃっていました。
弊社のグループ会社の日本マウントは、東京近郊の別荘の売買を行っているので、
実際に二拠点生活をする人が多いのか営業担当者に聞いてみました。
グループ会社が重点的に手掛けている那須、富士五湖、安曇野の物件を取得する
方はの多くが、完全に移住はせず、 都心と田舎の二拠点での生活をされていること
がわかりました。
引退後に田舎暮らしを始めるケースが大半ですが、最近は都会の喧騒から離れ、
週末は田舎でのんびりしたいという若年層のお客様も増えているようです。
個人的に興味を持ったエリアは富士五湖で、都心から車でも電車でも2時間程度
で到着しますし、湖や富士山といった景観も素晴らしく、典型的な優雅な別荘
ライフが楽しめるエリアと思いました。
価格は安い物件だと1000万円以下、豪華なものでも1000万円台で買えてしまい
ます。詳しくは日本マウントのホームページを覗いてみて下さい。
https://resort-bukken.com
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