先日、太陽光発電を専門にやっている業者の担当者と意見交換させて頂きました。
一種農地で、農業振興地域であっても、条件があえば太陽光発電用地として、高く
売れることがわかりました。
一番のポイントは、送電網にどれだけ連結が容易かというとこにあるようです。
広くて魅力的な農地であっても、周辺に送電施設がなければ、電力を送ることが
出来ないので、太陽光発電向け用地としての有効活用は出来ません。
2次市場も発達しているようでしたが、どの様な業者が過去にオペレーションして
きたのかによって、大分価値が変わってくるようでした。
ダメな業者がオペレーションをしていると、設備の一部に不備があっただけで
発電施設全体が機能しなくなり、発電効率が著しく低下するようです。
また、書面上は魅力的に見えても、実際に行くと崖崩れを起こしていた、ゴルフ場
に設備を置いていたが、除草剤をまいていたせいで、周辺の農家から訴訟されていた、
イノシシ等の動物により設備が破壊された等、様々な問題があるケースが大半の様
でした。
非常に専門性が高い分野ですが、弊社の顧客には広大な農地を抱える方が多いので、
今後も地道に勉強し、売却を引き受けた農地を高く売れるよう努力していこうと
思います。
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