ブルームバーグのHPでは、モルガンスタンレーとゴールドマンサックスによる世界
的な景気後退予想の記事がアップされていました。
同2社は世界の投資銀行の中でもトップの2行と呼ばれており、これらの銀行の見通しについては多くの投資家が注目しています。2行とも世界経済の成長の見通しを切り下げていますが、2009年のリーマンショック後程は落ち込まないという予想でした。
株式市場は下落基調が続いています。昨日も米国の株式指数は3%程上昇したかと
思ったら一度大きくマイナス圏に入ったものの、トランプ大統領の景気対策が示さ
れると前日比で6%程上昇して引けるという、波乱な相場展開でした。
弊社の様な不動産仲介会社では、今回のウイルス問題が業績に与える影響は限定的
(これから?)にとどまっていますが、他業種では死活問題に発展しているところ
が多く存在します。小売や旅行業は全般的に厳しいでしょうし、先日タクシーの
運転手と雑談したところ、売上が40%も減少しているとのことでした。
ウイルス問題の収束には目処が立っておらず、これらか体力のない会社の倒産が
増えると思います。不動産業界においても、過剰在庫、借入比率の高い業者は経営
が厳しくなることが予想されます。弊社も気を引き締めて、目の前の仕事に全力で
取り組み、これから来る不況を乗り越えたいと思います。
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