足立区伊興にある路地状敷地の物件の売却を進めています。路地状敷地とは、道路から
見渡せない死角部分がある敷地を意味します。相談を受けている物件は、公道へ繋がる
敷延部分の入り口を隣地の家が阻んでおり、敷地が見渡しにくくなっています。
この様な敷地には開発には、容積の消化に制限がかかる等の制限が課され、結果的に
接道に問題物件に比べて売買価格が大きく落ち込んでしまいます。
本件も、もう少し敷延の部分の幅員を広く取っていれば、不動産の価値が倍ほど違った
と思われ残念でなりません。日本にはこの様に道路への接道が悪く、売却価格が極端に
落ち込んでしまう物件が数多く存在します。現在、弊社でも5件ほど相談を受けています。
周辺の土地所有者と一緒に売却出来ればいいのですが、その様な提案に応じて頂ける
ケースは非常に限られています。
結果として、アパート用地等としての開発を提案したりするのですが、アパートに対す
る融資も年々厳しくなっており、シュミレーションをしていてもしっくり行く結果に
ならないことが多いのが実情です。
何はともあれ、お客様に最適な提案が出来るよう、無い知恵を振り絞ってみようと思い
ます。
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