景気の指標が軒並み悪い中、米国株式市場の上昇を受けて日経平均も年初来高値を更新
しています。米国と中国の貿易問題はなんだかんだ本格化せず、市場はリスクオンの
状態になっています。
日本については少子化や消費増税もあり、なかなか株式を買う理由が無いような気が
していましたが、外国市場の株高を受けて好調な地合いが続いています。経営危機が
指摘されていた大塚家具やレオパレスにもリスクマネーが入り、全体的に株式市場は
持ち直している様に見えます。
株式相場は不動産市場の先行指標的なところがあるので、その視点で見ると不動産市場
もまだ大丈夫ということになります。2020年の不動産市場については、昨年同様に
警戒する有識者が多いですが、案外大崩れは無いのかも知れません。
個人的には株式市場も不動産市場も高すぎので、投資は控えるべきと考えますが、
不動産開発を手掛けている業者などは判断が非常に難しい局面ではないかと思います。
弊社でも仲介だけではなく、少しずつ条件の良い投資案件は自社で保有を始めています。
不動産市場の大崩れを待っていましたが、小康状態が続いているのでタイミングを見計
らい過ぎると何にも投資できない可能性もあります。投資とはつくづく難しいと感じ
ます。
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