下北沢の地主の方とお会いしました。下北座商店街の底地をいくつもお持ちですが、最近
はコロナの影響で飲食店の経営状況が非常に厳しく、テナントから様々な相談を受けて頭
を悩まされているようでした。
最近では駅ビルの開発も進み、客足は駅から離れるほど厳しくなっている可能性もあるの
かも知れません。
地主が頭を悩ませているテナントは、下北沢では味で有名な日本食レストランだそうです。
その様な店にもコロナの影響が押し寄せていることに驚いてしまいました。
以前、飲食業の店舗担当者と居酒屋商売について話し合ったことがあります。店舗開発に
多額の資金が必要なうえ、10年以上は重労働をしてやっと店舗の投資を取戻し、その間は
絶対に食中毒等を出さない、徹底したオペレーションが求められるのとのことでした。
一部の成功している飲食店を除けば、飲食業とは大きく儲けることを考えていたら、とて
もやってられず、飲食業が好きだからやるといった意味合いが強いのだと理解しています。
下北沢の土地は商店街としては厳しさが増していますが、住宅地としては依然として強い
需要が見込まれます。地主様の期待に応えられるよう、土地の適切な有効活用を提案出来
るよう、最善を尽くそうと思います。
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