都心のマンションに引っ越しましたが、大手仲介業者の多種に渡るチラシが
投函されてきます。第一印象は、ここまで作り込まれているのか、という程
内容、紙、デザインの質が高く驚きました。
特に内容については、地元に支店がある事も手伝い、良く分析できており、
売却するときは大手を選ばない理由がないと思わせるには十分と感じます。
実際のところは、路面店の重要性はどんどん下がり、インターネットでの
集客が大半である為、大手の仲介会社に任せるよりは、
①経験のある営業マン
②囲い込みをしない会社
に任せることが何よりも大切です。
①については、経験がないと物件について十分理解し、物件の魅力を買主に
伝えることが出来なかったり、買主の質問に正確に答えることが出来なかっ
たりします。また、ローン等の斡旋や、税金についても経験が浅い営業マン
はサポートしない場合が多いです。
②の囲い込みについては深刻で、他社であれば高く買ってくれる買主を紹介
出来たにも関わらず、自社が両手取引をしたいがために、そういった業者の
買主とは話を進めないのです。囲い込みは大手でも頻繁に行われています。
弊社でも物件を探して物件確認をすると、レインズに掲載されたばかりでも
申込が入っていると言って紹介を断られてしまいます。
チラシの与える印象と現場の販売活動には大分開きがあると思いますが、
それでもしっかりしたチラシを作成できる大手の営業戦略は非常に勉強に
なります。今後、チラシの重要性は下がると思いますが、引続き弊社とし
てはどの様に活用すべきか、考えてみようと思います。
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