既存不適格になってしまうマンション

日野市にある区分マンションの売買契約を行いました。本物件は都市計画道路に
かかっており、将来的に土地の買収が成立すると既存不適格物件になってしまい
ます。

実質的に本物件の価値に与える影響は、土地買収に応じる際に相応の現金収入が
あること、マンションの建替は実質不可能であること(既存不適格になる前と
同じ)等から限定的と考えますが、購入者に不安を与えない様説明する必要があ
ります。

都市計画道路は事業化されてから完成するまでは非常に長い時間がかかる可能性
(数十年)があるうえ、実質的に完了が不可能な場合もあります。買収も強制的
に買い上げることはないそうなので、これらのことを正確に買主伝えなければ
なりません。

本物件は買収が進むと、駐車場の一部が使えなくなるといった影響があると総会
の議事録には記録がありました。また、買収で入ってきたお金は区分所有者に
配分されるそうです。

土地の減少分をどの様に評価して買収価格に反映させるのか、非常に興味あるの
で、この土地買収の動向については、将来お客様に聞いてみたいと思います。

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