IMFが世界経済が大恐慌以来の経済低成長に陥ると警鐘を鳴らしています。2020年の
世界のGDPは最大で500兆円減るとの試算がありますが、その一方で2021年はV字
回復の予想となっています。
https://www.imf.org/en/Publications/WEO/Issues/2020/04/14/weo-april-2020
日本は2020年はマイナス5.2%、2021年は3%のプラス成長となる見込みです。この
分析は過去3か月分のデータが基となっており、信ぴょう性はやや低いと思いますが、
来年大きく回復するのであれば、実体経済の悪化に伴って売り出される不動産を取得
するには絶好のタイミングが今年の後半に訪れることになります。
世界の株式市場は持ち直した可能性があり(2番底をつける可能性も残っている。)、
来年の景気回復を織り込み始めています。不動産市場は時間差をもって反映されるの
で、それらのタイムラグを理解したうえで、上手く不動産投資や顧客へのアドバイス
を出来ればと考えております。
不動産市場が来年よくなるとしても、従来の人口減少と、好立地の不動産以外は、
中長期で価格が落ちるという見方は変わりません。引き続き、顧客の利益にために
最善のアドバイスが出来るように、日々のニュースに注意して仕事に励もうと思い
ます。
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