先週土曜日の安倍首相の記者会見で、今後のコロナウイルスに対する指針が
示されました。事前には東京のロックダウン(都市封鎖)があるのではない
かといった噂が飛び交っていましたが、結果的には現状の対応指針と大きく
変わることはありませんでした。
海外で取り組まれているロックダウン(都市封鎖)が実施された場合、業績
に与える影響は甚大になる事が予想されるので、いささか不謹慎であるかも
知れませんが、ロックダウンは避けて欲しいというのが多くの事業会社の
本音であると思います。
不要不急の外出を控えることは勿論のこと、不特定多数の人々が密集して
しまうような状態を避けることが出来れば、経済活動を続けさせて頂きたい
と多くの企業が思っているのではないでしょうか。
私はカナダに縁があり、友人と近況について情報交換をしていますが、友人
の食品系の会社では社員の60%が解雇されてしまうそうです。また、政府
系列の安定したリハビリ指導員の仕事をしている友人も、仕事が入ってこな
くなってしまったので、雇用保険を申請するとのことでした。これらは、
海外ではこのコロナショックが長期間続くということを前提に、経営判断を
下していると感じます。
先週は海外で発表された金融救済策などが好感され、株式市場は強い反発を
見せていましたが、コロナショックの影響はまだ収まっていないと感じます。
冬の時代に備え、日々の業務を工夫して行こうと思います。
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