財務省が底地を所有、個人が借地権を所有している案件の購入を顧客よりお願いされています。
通常、底地の売却は土地の所有者が自由に行う事が出来ます。逆に、借地権の売却は底地人の
承認や承諾料やらで色々と費用がかかります。
早速財務省に電話を掛けたところ、関東財務局が窓口とのことで担当者と話しました。すると、
通常の底地売買の勝手とはちがい、借地人の承諾が底地の売却に必要な事が分かりました。
この場合の底地人である財務省は、第三者への底地の売却はせず、あくまで借地人にのみ売却
する方針とのことでした。
財務省が売却する際の目安となる計算式は、路線価の数字になります。従って
【路線価×地積×路線価割合】
で底地の価格を計算するため、借地人にとっては非常に有利な条件で底地を獲得することが
出来るのです。
結局のところ借地人から借地権を取得しないと始まらない話ではあるので、上記のことも踏ま
え、交渉を頑張ろうと思います。
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