先週の住宅新報によると、マリオンが「アイボンド」という、予定配分率年
1.5%という超低利回りの投資商品を発表し、わずか一週間足らずで完売した
とのことです。
元本保証もない不動産投資商品の利回りが1.5%ということで、目が点になって
しまいました。預金に金利がつかないにせよ、1.5%の利回りしかないのであれ
ば、まだJ-REITを買った方が良いのではと思ってしまいます。
(マリオンの投資対象は西日暮里のマンションですが、J-REITでは六本木ヒルズ
を投資対象とすることもできます。)
人生100年時代といわれ、年金不足も指摘される中、預金の有効活用が必要なの
は理解できるのですが、リスク商品に対して利回り1.5%は低すぎる気がします。
この様な商品が登場するのであれば、今でも高すぎると感じる都心の物件も、
利回り低下の余地があるのか気になります。
マリオンは不動産特定共同事業法に基づいた投資商品を発表しましたが、最近
はこの不特法の要件が大きく緩和されました。今後、この様な超低利回り商品
が発売されるのか注目を集める気がします。
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