不動産経済研究所は、1月22日に「首都圏のマンション市場動向」を発表しました。
契約率は好不調の目安とされる70%を大きく割りこみ、 49.4%となりました。
50%を割り込むのは1991年の8月以来だそうです!
https://www.fudousankeizai.co.jp/share/mansion/360/958eg3y3.pdf
理由は単純で、価格が高すぎて買えないのだと思います。
2010年の新築マンションの平均売出価格は4,700万円程度でした。
一方で2018年は、5,800万円程度で、この間1,000万円以上も値上りしました。
現場からは、土地の価格が上がりすぎて仕入れが出来ない、首都圏にはまとまった
土地が残っていない、長期金利はこれ以上下がらないといったことから、今年は
厳しい年になるといった声が目立つように感じます。
在庫の水準も過去3年間では最も高い水準です。マンションの購入を考えている
方は、買替えなどですぐに必要になる場合を除き、もう少し様子を見た方が良い
かも知れません。
コメント