米国の大統領選挙の結果は未定で、今後は訴訟により様々な問題がクローズアップされると
思います。民主、共和党両陣営の支持者が各地でぶつかり、中には流血騒ぎを起こす者もい
るようで、混乱を極めてる感があります。
米国にいて常に意識させられたことは、自分がマイノリティーであるということです。マイ
ノリティーである事が、米国社会で活躍するには大きなハンディーキャップを負うことに
なることは、同じ境遇であるアジア人達とよく話し合ったりしていました。そういった観点
で見れば、民主党を支持する人々の気持ちもよくわかりますし、私の米国在住のアジア系の
友人は、殆どが民主党支持者です。
一方で、私は日本でマジョリティーの立場にあります。イギリスやアメリカの白人の友人は、
自国が有色民族に占領されているようだと嘆いている人も多くいますが、これが日本で起
こったら自分はどう感じるのだろうと感じたりもします。
(※自分がマジョリティーである事には本当に感謝しています。)
移民政策というのは本当に複雑で、答えのない議題ではあるのですが、人口減少を迎える
我が国においては、真剣に取組まなくてはいけないテーマです。米国の姿は他人事ではない
と強く感じます。米国がどの様な解を出して前進するのか、引続き注目していきたいと思い
ます。
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