日本不動産研究所より年2回発表される「不動産投資家調査」は、日本のプロの不動産投資家に現在の不動産市場についてアンケートを取り、結果を集計したものです。
2017年10月時点の同調査によると、約7割の投資家が現在の東京の不動産の価格水準がピークと考えていることがわかります。http://www.reinet.or.jp/en/pdf/2017/Survey-October2017.pdf
ピークを過ぎた後は穏やかな後退局面になれば良いのですが、不動産業界では一般的にオリンピック以降は人口減少にも拍車がかかることも手伝い、不動産市場は厳しくなると言われています。
最近では駅から距離のある物件を手がける業者が極端に減ってきた印象です。先日取引をしたマンションの買取再販業者が駅15分を超える地域を「真空地帯(価格がつかない)」と表現していたのが印象的でした。
今後は不動産価格の二極化が更に進むものと思われます。
コメント