過去何度も書いてきたことですが、昨日も役所調査をしていて厄介に感じたことがありました。
通常は建築指導課で管理されている情報が、他の役所では聞いたこともない様な部署が管理し
ているとのことで、情報収集に時間がかかってしまいました。
オンラインで管理されている情報も不十分なものが多く、不動産調査の担当者としては様々な
面で不便と言わざるを得ません。
日本の生産性の低さについて昨今多くの識者が指摘していますが、区役所の効率性を改善して
頂きたいと切に感じます。正直なところ、不動産の調査は30分程度で終わらせるのが望ましい
と感じています。本来であればその程度で終わるべきものが、実際は役所に足を運んで各部署
をたらい回しにされると、一日仕事になってしまいます。一体、このことだけでどれだけ国益
を損じているのか、計り知れないと思います。
役所勤務の方々と話すと、個々の方々は非常に勤勉で礼儀正しく、意味なく複雑な情報管理に
なっているにも関わらず丁寧に対応してくれます。組織が変わり、これらの優秀な方々がより
生産性の高い業務を行えば、日本は更に良くなるのではないかと思います。
役所調査のオンライン化が進むことは、不動産調査をする立場からすると仕事の生産性改善に
大きくつながるので、是非、早期に実現して頂きたいと思います。政権も変わり、新たな変化
の一つとして、銀行再編だけではなく、区役所の効率化も是非、菅政権には検討して頂きたい
と思います。
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