八王子横川町の建売用地の売却を進めています。駅から徒歩圏外ですが、周辺には
建売業者が開発した宅地が多い地域です。一方で、同地域から少し外れると、生産
緑地が拡がっており、早めに売却しておきたい物件です。
先日、浦和のバス便の建売用地を所有しているお客様と打合せましたが、こちら
では土地の仕入れ値が顕著に下落していました。楽観的な見積で多くの戸建て住宅
を開発したものの、売れ行きが厳しく、3,000万円弱で売り出した新築戸建てを、
2,000万円台前半で売却しているそうです。
結果的に、過去の制約事例よりも更に仕入れ値が厳しくなっており、お客様の売却
計画を見直す必要が出てきました。
他方、奥沢にある優良戸建用地は、戸建用地の供給が少ないこともあり、業者間で
取り合いになりました。相場以上の価格で売却が成立すると思われ、土地の価値の
二極化に拍車がかかっていることを感じます。
今後は、生産緑地の解除に加え、人口減少や消費増税による景気の冷え込みが予想
されるので、立地条件がいまいちの土地は、どんどん売却するべきとお客様に助言
しています。八王子の土地も、早めに良い値段で売却出来るよう、最善を尽くそう
と思います。
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