過去に不動産ファンドに応募した時に課された試験を見てみました。
大分前だったこともあり、金利が2%以上に設定されていたり、キャップレートもやや
現行水準からは高めに設定されているのが印象的でした。
不動産ファンド業界でも物件の売買を纏めることの出来る営業マンが花形で、物件取得、
期間運営、出口戦略全てに携われたらどこでも食べていけるといわれたものです。
しかし、J-REITの発達や大型ファンドの続出に伴い、物件のやり取りはお互い知り合い
同士で行われる傾向が高くなり、営業マンが介在する余地は減ってきてると聞きます。
実際に大型物件を取引する際に仲介手数料の3%を払って頂けない場合も多く、テスト
では売却に係る費用(仲介手数料等)は2%に設定されていました。
最近J-REITや不動産ファンド業界の情報には目を通していませんが、REITは収益が
安定していれば伝統的な不動産物件以外にも投資対象を拡大できるはずです。アメリカ
では鉄道の線路、刑務所、マリファナ工場等様々なものを投資対象にしていると勉強
した記憶があります。
GW中は商いも閑散とするので、時間があるときにファンド業界の動向についても調べ
てみようと思います。
コメント