代々木の駅近のオーナーチェンジ物件を先日レインズに載せました。
予想通り、初日から多くの反響があり、即日で契約申込を入れてきた
企業もありました。
値段設定が手ごろであったこともありますが、好立地のマンションに
対する投資意欲は、依然として旺盛であると強く感じます。
但し、旧耐震になると、投資家の層がぐっと減ってしまうこともあり
ます。他の都心好立地の物件は、旧耐震であることを理由に、その他
の条件が悪くなくても、なかなか成約に至りません。
中国人投資家は旧耐震でもあまり気にしないそうなので、中国人の
顧客をかかえる会社にも連絡していますが、逆に利回りに対する目線
がシビアで、売却交渉は頓挫してしまいました。
代々木の物件はワンルームマンション投資ですが、この種の投資が
正に、不動産投資らしい、ミドルリスク・ミドルリターンだと思い
ます。利回りが低くても立地が良く、建物の新しい物件に対する投資
は、立地に劣る物件に投資するよりはるかに安全です。
お客様のために購入物件を探すこともよくあるのですが、都心から
遠くなるほど、多くの一戸建や中古マンションが売れ残っているのが
目につきます。毎週見ても、同じ物件が永遠に残っています。
逆に、立地が良ければ見た目がさえなくても、いつの間にかレインズ
から姿を消しています。
多くの不動産投資家が理解していることだと思いますが、最近の業務
を通して改めて痛感させられました。
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