川越駅近のワンルームマンションの取引を進めております。重要事項説明書の作成を
していたところ、立地適正化計画の話が出てきました。
この立地適正化計画とは、一言でいうと、「都市の機能を駅周辺に集める」という
ことで、人口減少が進む日本においては今後注目を集める制度です。
所謂、コンパクトシティ化にかかわる制度です。
<川越の立地適正化計画>
https://www.city.kawagoe.saitama.jp/shisei/toshi_machizukuri/machizukuri/toshikeikaku/masterplan/toshikeikaku20330.files/tebiki.pdf
前職場では、この立地適正化計画で、新たに対象になる地域、或いは外れてしまう
地域がないかなどに注意を配っていました。
この対象地域内と外では建築条件が異なってしまうので、不動産価格にも影響する
からです。
この度の物件は駅近でこの制度の影響は全くありませんが、今後は都心から離れた
場所にある不動産のインフラを整備するコストを賄うだけの財源が地域によっては
十分確保できないといった指摘を良く耳にします。
また、官が整備するインフラではありませんが、ガソリンスタンドも減少傾向に
あるので、車での生活が主体な層にとっては人口減少は大きな問題です。
立地適正化計画については、今後も制度の変遷も含め、詳しくウォッチしていこう
と思います。
コメント